24年年末に以下2冊を読んだ。

小説を読んだのは2カ月前くらいに垣根涼介さんの「午前三時のルースター」を読んで以来だったが、結論めちゃくちゃ面白かったので雑に感想をまとめる。
読んだきっかけ
後輩に「〇〇さん絶対好きなやつなんで読んでみて下さい。主人公の成瀬の行動に○○さんっぽさを感じるので、読んだら感想聞きたいっす」と教えてもらったのがきっかけ。
さらに書き出しが「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」となっているので野球好きとしても楽しめそうかな~と思い読んだ。
面白いと思ったところ
色々あるけど主人公の成瀬のキャラクターがかなり好き。友達になりたい。
成瀬が好きな理由は大きく分けると以下2つ
1.我が道を行ってる
2.地元愛
僕自身よく「〇〇さんっぽいですね笑」と言われることがこれまで多かった。
(高校の同級生とかはめっちゃ共感してくれる気がするが)世間や他人に合わせて何かをするということに対してあまり興味がなく、自分が好きな事やハマったことにはとことん追求する性格であるという自負は僕自身持っている。(自分だけが○○している状態ってのが好きなのかもしれない)
具体的にハマったのは以下
・Mr.Children
・黒板消し(基本的に部活で学校休む以外は、自分以外に黒板消しをさせることはなかった)
・地理の勉強(高校3年時は地理ボーイと呼ばれていた)
・部室の個人ロッカーDIY(自分だけドア付の収納に優れたロッカーにDIYした)
・シャープペンを使わずに鉛筆を使った
・勉強で使うノートは5ミリ方眼のノートを使った(みんながルーズリーフのノートをこぞって使ってる時にあえて5ミリ方眼を使うのがセンスあると思っていた。)
などなど、高校を卒業して7年くらいたった今でもこれくらいは出せるので、他にも覚えていないだけで色々ありそう。
成瀬みたいにシャボン玉極めてテレビ出るみたいな面白い実績がある訳ではないが、なんとなく成瀬に共感できるポイントが多く、成瀬というキャラクターがめちゃくちゃ好きになった。
小さいころからちょっと変わってるとか、いい意味で〇〇っぽいって言葉を言われる経験が多い人はきっと成瀬を好きになるのでぜひ読んで見て欲しい。
2つ目の地元愛に関しても共感できて、成瀬めっちゃいいなとなった。
僕は元々は地元が田舎過ぎて嫌いだったが、高校卒業し実家を離れてから田舎の良さが分かり地元が大好きになったという経験がある。
なので、まだ都会に出ていない成瀬が地元の大津をそこまで愛せる理由が分からないし、そこは全く共感できない。
ただ田舎な地元を愛してるという事だけに目を向けると共感できていいなと思った。
大津に行ってみたくなった(この前実際に行ってきた)
他にも面白かったポイントは色々あるんだけれども、久々に本を読みながらめちゃくちゃ笑った1冊になったのでぜひ読んでみて下さい~
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